プロジェクト紹介

社会に受け入れられるデータ取引の科学と技術プロジェクト

PM 下條 真司(大阪大学サイバーメディアセンター 招聘教授/青森大学ソフトウェア情報学部 教授)

事例紹介

本プロジェクトでは、第1ステージの取り組みにおいて大学の研究から生み出されるデータのさらなる利用拡大を図り、社会へのデータによる貢献を行うため、本人同意に基づくデータ活用の仕組み、MYPLR®を構築しました。
MYPLR®はデータを流通させる「データ取引所」としての役割を果たすためにELSIを考慮したデータ流通の枠組み(運用規定、審査基準、運用手順)に加えて、 クラウド上に構成されたセキュアなシステムから成っています。

第2ステージでは、このMYPLR®を社会に実装し、活用していくことを目指しています。
具体的には、拠点内の社会実装を目指す研究テーマ、PJ2:ウエルネスプロジェクト、PJ3ライフスタイルプロジェクト、PJ4:エデュテインメントプロジェクトと連携し、それらから上がってくる様々なデータを安全に収集し、それらを利用したいという企業に、個人の提供同意のうえで提供する仕組みを社会実装していきます。
このような取り組みを以下の3つのサブプロジェクトによって推進しています。

PJ1-1   データ流通基盤PLRの機能拡張
PJ1-2   社会受容性向上への取り組み
PJ1-3   創造的データ市場への挑戦