Society 5.0 実現化研究拠点支援事業の目的
情報科学技術を基盤として事業や学内組織の垣根を超えて研究成果を統合し、社会実装に向けた取組を加速することにより、Society 5.0*の実現を目指す拠点団体の支援を目的とした事業です。
*Society 5.0 とは・・・IoTビッグデータ、ロボット技術、人工知能等のイノベーションを、産業や社会生活に活用し、人々が活力に満ちた質の高い生活を実感できる社会のこと。
ライフデザイン・イノベーション研究拠点
人々の医療・健康情報である情報「パーソナル・ヘルス・レコード (Personal Health Records : PHR) 」に、日常生活、職場/学校での活動、食事、スポーツ活動など、日常生活の様々な活動データを加えたパーソナル・ライフ・レコード (Personal Life Records : PLR) を収集・活用します。
そのために、PLR収集のためのプラットフォームを構築し、ブロックチェーンや匿名化の技術を用いて、個人データの適切なアクセス制御や一元管理の方法を創出します。さらに、大学や関連病院に通院する患者の自宅を実証フィールドとしてデータ収集を行い、それらを用いてPLRの具体的な有効性を10個のプロジェクトで実証していきます。
PLR収集&実証フィールド
大阪大学のキャンパスをデータ取得を目的とした実証実験フィールドとして開放します。

吹田キャンパス

豊中キャンパス

箕面新キャンパス
(2021年オープン)
(2021年オープン)
人材育成
大学の講義とデータを扱う演習の2つを併せ持った、短期間の教育パッケージを提供し、企業が求める最先端のAI技術に係る即戦力人材を育成します。
グランドチャレンジ(公募型研究)
ライフデザイン・イノベーション研究が掲げるPLRプラットフォーム、実証フィールド整備に関する研究を広く公募致します。