社会技術研究プロジェクト

社会技術研究プロジェクト

研究代表者:岸本 充生(大阪大学データビリティフロンティア機構・教授)

「社会技術研究プロジェクト」では、大阪大学データビリティフロンティア機構や法律の専門家とも連携して、「ライフデザイン・イノベーション研究拠点」において実施される様々な情報関連プロジェクトに対して、データの取得から保持・利活用に至る研究の各ステージにおいて、倫理的・法的・社会的課題(ELSI)や安全・セキュリティの観点から配慮すべき事項を抽出し、それらに対応するために必要な手続きを作成します。
特に、ELSI対応をあらかじめ設計に組み込むことで(「バイ・デザイン」アプローチ)、各プロジェクトを「責任ある研究及びイノベーション(RRI)」とすることに資するとともに、プロジェクトの類型ごとに、法的な観点(L)、倫理的な観点(E)、社会的な観点(S)を網羅した手順をプロセスとして確立し、実施者が使用しやすいガイドラインや手順書を作成します。