実証フィールド整備プロジェクト

実証フィールド整備プロジェクト

研究代表者:春本 要(大阪大学データビリティフロンティア機構・教授)

「実証フィールド整備プロジェクト」では、本事業の実証実験を行うフィールドとして、下記のような実証フィールド整備を行います。

大阪大学では、キャンパスのスマート化を促進し、学生、教職員へのサービスを提供するとともに、「Society 5.0」実現のための実証フィールドとして、概ね50,000平米の整備を進めています。
この一連の整備を活用・強化することで、本構想実現のための実証フィールドの整備を早期に完成させます。

また、医療データに関しては、患者の同意のもと阪大病院と主要関連病院(入院患者で10000床規模)のカルテ情報(処方内容、検体検査結果、検査画像、診療時に作成された文書など)をつなぐ病院ネットワークを活用することができます。
吹田キャンパスには、屋内通路、屋外道路、図書館、カフェテリア等に設置した100台を超える実験用カメラネットワークがあります。
豊中キャンパスのグラウンドには、高速Wi-Fi環境、電源、ホットアクセスなど、情報インフラを設置することで、カメラ、レンジセンサ、ウェアラルブルセンサなどのセンサ情報がスムーズにセンシングできる環境を整備します。
箕面新キャンパスでは、アクティブラーニング室、会議室、エントランス、食堂空間など2フロア分のビル空間を整備します。

これらの学内実証フィールドに加えて、よりリアルなデータを取得する空間として、エキスポシティ、サッカーのパナソニックスタジアム吹田(ガンバスタジアム)、ラグビーの東大阪市花園ラグビー場を実証実験フィールドとする予定です。